研究メンバーらの論文が国際腰椎学会賞を受賞しました

2024年8月1日

当研究室に所属するメンバーのルカ・アンブロシオさんとジョルディ・ショールさん、クララ・フェルナンデスさんらの論文が、「国際腰椎学会賞(ISSLS賞)・基礎医学部門」を受賞しました。

5月27日から31日までイタリア・ミラノで開催された同学会の第50回大会で、表彰式が行われました。
ISSLSは、腰痛とその関連障害への理解と治療の促進を目的として1974年に設立された、脊椎分野で最も権威のある学会の一つです。

今回受賞した論文は、健康な人の椎間板髄核細胞から放出される細胞外小胞(細胞間のコミュニケーションを担う微小粒子=EV)が劣化した椎間板を再生させることを、試験管内と動物モデルの実験によって明らかにし、その成果をまとめたものです。
この結果は、腰痛の原因となる傷んだ椎間板を再生する根本的な治療法の開発につながると期待されています。

さらに今回の大会では、クララさんとショールさんの論文「肥満と2型糖尿病における髄核細胞の変性を促進する炎症誘発メカニズムの調査」と、ルカさんとショールさんの論文「脊椎固定術を受けた患者の結果測定法開発」が、それぞれ基礎科学研究助成、臨床化学研究助成に採択。新たな視点から椎間板変性のメカニズムの解明や治療法を開発する研究が高く評価されました。