2018年7月21日に、神奈川県平塚市で「脊椎側弯症の最新治療 〜小児から成人まで幅広く発症するその病態について〜」をテーマに市民公開講座が開催され、当研究室の酒井が講師として登壇いたしました。
当日は269名と多くの方にご参加いただきました。参加者の年齢層は20歳未満から70代以上と幅広く、患者様やご家族の方、病気や治療に興味のある一般の方々から、多くの貴重なご感想やご意見をいただくことができました。
また、理学療法士によるストレッチ・運動療法指導の実践もあり、“せぼねの一生“をより健康に過ごす重要性を共有しました。
・一言で“そくわん”症といっても先天性、思春期特発性、成人脊柱変形とその原因はひとの一生のなかのどのタイミングで発症するかによって様々であること。
・思春期特発性側弯症は科学技術や手術の進歩が目覚しく、侵襲が少ない、安全な医療が実践できているので、早期発見、適切な時期に治療を開始することが重要であること。
・一生良い姿勢を保つ重要性、重力に対し効率的にしっかりとした構造(整形外科)で支えつつ、動く機能(リハビリ)を制御(神経系)することが重要であること。
・リハビリでは側弯症そのものは治せないが、良い姿勢・バランスを一生保持するためには自らが体を制御できる機能を維持、強化することが重要であり、理学療法士のサポートにより客観的に自らの状況を把握し、最良の訓練を実施することに意味がある。
講演内では主に上記の内容について解説いたしました。
